勉強がたいへんになるのは、勉強の楽しさに気づけないからだ。

気づけば、向上できる。

勉強をすすめようとしても、無意識がじゃまをする

 気持ちでは、今日は勉強しようと計画していた。しかし、自分の無意識がそれをジャマして、結局は、勉強できないということはよくあることです。

 

 勉強をしなければと意識しても、無意識がそれをじゃまをするのです。無意識ですから、クセのように、何も考えないでそれを即座に実行する。この場合は、勉強以外の遊びなど、すぐさま実行するのです。たぶん、無意識ですからブレーキが利かないのです。

 たとえば、勉強を始めても、無意識に気が散って、集中できないことなど、これもよくあることです。

 無意識ですから、本人は気づかないので、ここの理解の徹底が必要です。

 このように、勉強に無意識の妨害は避けることがポイント。しかし、この無意識は、時として有効なこともあります。それは、学生さんによっては宿題が終わったのに、どうも納得できない雰囲気があり、学習が終わりません無意識で、もっと探究したいという気持ちがあるような生徒さんに出会います。この場合は、無意識が勉強にプラスになるのです。

 よく学生さんは、大人の背中を見て育つと言います。それは、大人の無意識を学んで成長するということです。たとえば、教師が立派のことを言っても、学生さんは、それから学ばないで、教師の無意識をまねすることがあります。私は、学生さんは、大変カンが良いと思います。だから、教師という指導者は自分の無意識に、格段の反省と注意が必要なのです。(無意識とは、心の奥底にあるものです)